JOURNAL CLUB
NAPIジャーナルクラブ概要
2019年9月25(水)
発起人 池・富樫
Ⅰ.クラブの目的
NAPI精神分析的間主観性研究グループの認定会員が中心となってテーマを決め、定期的に論文や書籍を選びその内容についてメーリングリストを利用して発表をすることで、メンバーが定期的に新旧の論文の内容の概略や考えに触れられるようにします。
Ⅱ.ジャーナルクラブとは
欧米の学術界では積極的に取り入られているもので、最近世に出た論文の中から会の趣旨にあったものを選び、その内容をレビューして他のメンバーに紹介するものです。一人でたくさんの論文を読むのは負担になるので、個人が行っているレビューを共有することで、論文自体を読んでいない人もその基本的な考え、意味、歴史的位置などを知ることができます。単なるまとめではなく、読み手がそれを咀嚼し、自分の意見を織り交ぜながらポイントを紹介するところに意味があります。担当者は論文をA4一枚程度にレビューして発表を行い、論文を読んでいない参加者の質問に答えます。
Ⅲ.クラブメンバーの活動
① メンバーは持ち回り(年に一回程度)で論文を担当します。
② クラブの活動は論文の選択と運営方針の決定以外はすべて公開とし、研究グループのメーリングリスト上で行います。
③ 論文発表者は認定会員に限ります。準会員もジャーナルの購読・参加ができます。
【スケジュール(敬称略)】
◇ 2024年度NAPIジャーナルクラブ・ラインナップ】(敬称略)
8月18日(日) 10:00-12:00 発表者:富樫公一(甲南大学/栄橋心理相談室)
David M. Goodman (2016)「The McDonaldization of psychotherapy: Processed foods, processed therapies, and economic class」Vol.26(1). Theory & Psychology.
日時未定
発表者:小泉 誠(甲子園大学)
発表者:池 志保(福岡県立大学)
参加資格:NAPI会員/2024年度「事例論文の種を育てる会」参加者
参加費:無料
会場:オンライン会議室(Zoom)